真理を行う者は光の方に来る



イエスが「わたしの国」とくり返し語ったので、ピラトは尋ねました。「それでは、やはりあなたは王なのか。」イエスはお答えになりました。「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く」と。そこでピラトが漏らした言葉が、「真理とは何か」でした。たとえ、それがほんの一瞬であったとしても、ピラトの心によぎった重大な問いかけでした。本当はこの時、彼も「真理とは何か」という問いの前に立ち止まり、もっと真剣に向き合わなければならなかったのです。
イエスは仰せになりました。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」と。ピラトは、目の前に真理が立っているのを見ていながら、真理を見出せなかったのです。
三浦綾子が読者からの14の人生相談に答えた「小さな郵便車」という本があります。最後の相談は、30歳でご主人に急逝されて以来、飲食店を営まれ、成功し、三人の娘さんも幸せな結婚をなさったという、いわば幸せを絵に描いたような日々を送っている方からの相談です。
自分の人生に何の意味もないという虚しさ、不安感を持ち、信仰を持たぬ限りこの不安は消えぬように思うという相談に対し、三浦綾子さんは、聖書を読み、神を求めて祈るようにこう勧めます。「神を求めるには、第一に決意しなければならないことがあります。自分自身の好みとか、考えとか、世間体とか、そうしたものに固執しないことです。つまり、私を捨てるということです。」そして、こんなことも書いています。「光に背を向けている人には自分の影しか見えません。」「光に背を向けて歩む時、私たちは私たち自身の暗い影しか見ることはできません。しかし、百八十度の回転をして、くるりと方向を変え、光に向かって歩き出す時、もはや私たちは自分の暗い影におびえることなく、光のみを見る」のです。イエスは言われます。「真理を行う者は光の方に来る。」「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」

教会暦では次の日曜日が聖霊降臨記念日です。真理の御霊である聖霊を待ち望みましょう。

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