わたしの国



5月1日に新天皇の即位と共に改元が行われ、日本は「令和」という新しい時代を迎えました。外務省は、諸外国に向けて「令和」という元号の意味を、Beautiful Harmony(美しい調和)と伝えているようです。令という字が、命令の令という字なので、当初、orderとかcommand(命令とか秩序)と報じられたようですが、令とは美しい、和とは調和という意味です。この国にとって令和が、美しい調和の時代となることを心から願います。
さて、毎週の礼拝で『ヨハネによる福音書』をシリーズで学んでいますが、ローマ総督ピラトによる裁判が始まっています。ピラトは総督官邸の外にいるユダヤ人の訴えを聞くとは足早に官邸に戻り、イエスに対する尋問を始めます。個人的な対話はヨハネ福音書の特徴ですが、イエスとピラトとの対話です。「お前がユダヤ人の王なのか。」するとイエスは、「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか」と鋭くつっこみました。
ピラトは軽蔑と皮肉を込めて、「わたしはユダヤ人なのか。お前の同胞や祭司長たちが、お前をわたしに引き渡したのだ。いったい何をしたのか」と問い返します。イエスの答えです。「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」
ここでイエスが語られた「わたしの国」こそ、この世には属さない、まさに神と人が、そして神を中心に、人と人が美しい調和を実現した神の国なのです。イエスは十字架の前夜、天を仰いで祈っておられました。「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。・・・わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。」ここに神の国のBeautiful Harmonyがあります。しかし、この神の国の到来を実現するためには、ただ一つの方法しかありませんでした。それが十字架だったのです。

GWも最終日ですね。今週も大切なことを大切に。

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美しい調和

5月のオープン礼拝

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