レンブラントから



2012年にFBIのホームページで公表された高額盗難品リストの1位はレンブラント作「CHRIST IN THE STORM(嵐の中のキリスト)」です。1990年にボストンのイサベラ・ガードナー・スチュアート美術館から、警察官になりすました賊によって盗み出されたこの作品は時価3億ドルでした。
改めてこの逸品を観ると、嵐の中、波にもてあそばれて浸水している舟が細かく描写されています。風で飛ばされた踊るロープ。恐怖する弟子たちの表情。ある弟子は帆柱やロープにしがみつき、ある弟子は船酔いし、ある弟子はイエスに詰め寄っています。舟の乗っている誰もが嵐を見ている中で、イエスだけは天の一角から差しこむ光の方を見つめています。その顔は輝いています。更によく見ると、もう一人、この絵の中で飛び出している人がいるのに気がつきます。中央の青い服を着た人物です。彼は嵐を見ているのでも、天を見つめているのでもありません。この絵を見ている私たちを見つめ、何かを訴えているようです。これは誰で、何を伝えようとしているのでしょう。そこで舟に乗っている人を数えると14人いることに気づきます。イエスと12弟子で13人のはずなのに14人いるのです。レンブラントは作品の中に自画像を描き込むことでよく知られていますが、この嵐の舟の中から、時代を越えて、私たちを見つめるこの人物こそキリストの弟子、レンブラント自身なのです。
それはあたかも、ガリラヤの波猛る湖で漕ぎ悩む舟が遠い過去のものではなく、時代を超え、今日もこの嵐の中の、イエスが乗っている舟の中に私たちがいることを、彼は自らを描いて伝えているのではないでしょうか。嵐の中の舟の、イエスの御許に自らを描いたレンブラントが今日私たちを見つめ、招いているのです。イエス・キリストからあなたに贈り物が届いています。あなたはそれをもうお受け取りになりましたか。
イエス・キリストからあなたへ。「あなたがたに贈り物をあげましょう。あなたがたの思いと心を安らかにすること、それがわたしの贈り物です。」やがて私が十字架で、あなたがたの罪のためにこの命をささげるから、あなたがたは平安でいなさい。そして三日目によみがえり、あなたがたに平安を届けるから、あなたがたは平安でいなさい。もうすぐ、慰め主である聖霊があなたのところに来るから、あなたがたは平安でいなさい。

東日本大震災から7年。減災・復興への誓いを新たに。

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「風鈴」より

その御旨のままに

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