それがなくなったら、私もなくなってしまうようなただ一つ



教会の信徒ルームには毎年、星野富弘さんの詩画カレンダーを飾っています。味のある優しさにあふれた作品にいやされます。2018年のカレンダーの1枚目は「茎がふくらんだ蘭」という題の絵で、こんな詩が載せられています。

その一つから花が咲き
その一つから葉が出る
一つに総てが含まれ
一つに総てが現される
それがなくなったら
私もなくなってしまうような
ただ一つである


しばし立ち止まって、いろいろ考えさせられる詩です。元旦礼拝では、昨年から話題になっている『君たちはどう生きるか』という80年前に書かれた本の中から、こんな言葉を紹介しました。「肝心なことは、・・・自分が・・・心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。・・・そうすると、ある時、ある所で、君がある感動を受けたという、くりかえすことのないただ一度の経験の中に、その時だけにとどまらない意味のあることがわかってくる。それが、本当の君の思想というものだ。」
星野さんの詩も、『君たちはどう生きるか』の言葉も、ある一つのもの、一つの心動かされる経験の中に、その時だけにとどまらない大切なすべてが含まれていること、それがなくなったら、自分もなくなってしまうような、ただ一つがあるということを教えているように思います。私にとって、あなたにとって、それがなくなったら、自分もなくなってしまうような、ただ一つとは何でしょうか。

明日は1月9日。80年前のその夕べに起きたただ一つから、聖イエス会は生まれました。
今週も大切なことを大切に。

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それがなくなったら・・・

内におられるキリスト、栄光の希望

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