受洗の恵み

先日の聖会で、洗礼式を行いました。
7年の求道を経て、救いの恵みにあずかった御年85歳の老紳士Aさん。
夜にもたれている男性宅での家庭集会に導かれ、
ニコデモのように、夜な夜なその集会に通われました。
家庭を開放してくださっているMさんは60を前に転職を余儀なくされ、
新しい職場でも出向を命じられて、どうしてこんなことになるのか・・・と
腐っていたそうですが、その出向先でAさんとの出会いが備えられていました。
共通の趣味を持ち、ご近所ということから、
Mさんは勇気を出してAさんを家庭集会に誘ってみます。
長い人生、様々な経験を通っておられたAさんでしたが、
それ以来、毎月聖書の話を聞くのを楽しみに通ってくださいました。
秋田の出身ですが、子どもの頃、教会に行ったことがあったそうで、
すでに種が蒔かれていたのです。
家庭集会から導かれ、男性で、85歳にもなってから・・・
いくつもの驚きと喜びが重なった洗礼式で、
会衆席では多くの方が涙をぬぐっておられました。
(今日の家庭集会でも、「うちの主人にも続いてもらいたい・・・」と
ある方が話しておられました。)
普段はクリスマスに行うことが多い洗礼式ですが、
以前から聖会の恵みのなかで、洗礼式ができたらと思っていましたが、
信徒のみなさんにとって、それぞれに救いの恵みと受洗の恵みを
ダブルで思い出させてくれる良い機会になりました。
テベリヤ教会の高校生も洗礼を受けたいと思ってくれたようです。
主の導きに感謝します。
2014年11月21日 (金) 20:44 | Posted by nagoyachurch